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入社しました。研修をやっています。

最初の 3 日間は同期全体での研修で、 エンジニア以外のイケイケたちとグループワークとかしなきゃいけないんだ……みたいな悲観はあったけど、 実際やってみると彼らはただのウェイではなく、本気でコミュ力が高くて根暗にも優しかった。 グループワークはそれなりに楽しかった。

そして彼らは意識が高い。 特に議論の進め方に関してはこだわりがあるというか、就職活動でのグループワーク強者ってこんな感じなんだろうな。 議論に慣れている。しかし議論がうまいわけではないと思った。

エンジニア研修はアーキテクチャを設計してコードを書いている。 スキルセットは皆まちまちではあるが、自分と同等以上にコードを書いてきた人が大半だろうなという印象。 自分がもしフロントエンジニアとしてのキャリアを考えた場合、コーディングスキルではビハインドがあるかもしれない。 Web フロントエンドの人たちはだいたい React, Vue, Angular のどれか2つ以上の経験があるし、 サーバサイドの人たちは関数型の素養があったりする。

機械学習を志すメンバーの中だとなおさらビハインドがありそう。 特に数学とか統計の分野は弱い。挽回しなければ。

学生生活が終わってしまった。ずいぶん長いこと学生をやってまいりました。

受験をやったり論文を書いたりしたが、学生として特段優れた成果があるわけではないので残念だ。 積極的にイベントの参加や開発物の公開をしたのは、研究室に配属されてからのわずかな期間でしかなかった。 それまでに開発したものは大抵お蔵入りさせており、もったいなかったなと思う。 時間の使い方が下手なので後悔が尽きない。

4 月からエンジニアとして働く。 10 年あまり続けていた趣味(または学業・アルバイト)プログラマが職になるときがやってきた。 プログラマとしての能力に不安はあまりなく、 今までにない高い水準で同年代のプログラマが集められた環境に身を置くのは、楽しみでもある。 しかし志望分野は開発ではなく解析系であるので、開発に加え統計や機械学習の知識が求められる。 この点では劣っていると思われるので、不安である。

不安あれど、これからはプロとして能力を試されることになるのだろう。 劣等感は感じるし承認欲求も強くあるし、同期に負けたくないと思うが、努力を継続させるのが苦手である。 なんとか意識を高く保ち続けていきたい。そして腐らずにやってきたい。

マンダラート(http://heart-quake.com/?p=934)でも書いてみるかな。

お風呂カフェutatane(大宮)

お風呂カフェというやつに行きました。

大宮駅から線路沿いに歩けばええやろと思ってたんですが結構遠く、よくみたら無料バスが運行してたのでそれを使うべきでした。もしくは鉄道博物館駅からなら歩いていけます。

施設としては銭湯と漫画喫茶を合体させお洒落なカフェ仕立てにしましたという感じです。 無料で使える設備が豪華で

があります。 銭湯なのでお風呂もある。 使わなかったけどカフェで食事したりワイン飲んだりもできるっぽい。

「銭湯と漫画喫茶を合体させたやつ」のつもりで行きましたが、お洒落すぎて落ち着かなかったです。 夜通しで雑誌を読みながら雑談をやっている女子グループがおり、そういう使い方が正しい感じがしました。

しかし作業場としても有用です。 お洒落な雰囲気に慣れてくると捗ります。 風呂に入ったあと電源席で仕事をやるのは快適で、疲れたらマッサージチェアもある。最高かよ。

唯一の弱点は遠いことです。東京駅から往復で 1000 円程度かかる距離ですし、通勤の時間帯は辛い。

Cocoon.js でミニゲームを作った知見

雑に書く

  • Cocoon.js はゲーム用の Apache Cordova の wrapper。
  • Webview+ とか Canvas+ という高速な描画システムが使える。
  • が、Canvas+ は手元では動かなかったので普通の Webview を使った。
  • コードは zip でアップロードしてワンクリックでコンパイルする。
  • zip で固めるのがめんどくさい。
  • GitHub の Public レポからはコードを引っ張ってこれるが Private レポには対応してない。
  • コンパイルは数十秒〜数分で終わる
  • コンパイル結果をダウンロードすると .apk が得られる。
  • adb 経由でインストールして使う
  • ミニゲームをさっと作るのには良いが zip で固めたりするのが面倒極まりない。
  • Canvas+ も便利そうだが、軽く試しただけなのでなんともいえず、もしかしたら闇かも。
  • プラグインは充実してるっぽいのでネイティブ機能もそれなりに使えそう。
  • ドキュメントは貧弱

インターメディアテク

東京駅丸の内南口のすぐそこに KITTE というビルがあって、 インターメディアテクという展示をやってます。

これに行きました。 最高でした。

古い実験器具とかを眺めて雰囲気に浸る展示かと思いきや、 超インフレしたドイツ紙幣、古代の石棒などよりどりみどりです。 もちろん 100 年前の天秤、映写機とかの実験器具もあって歯車ファンは必見。 しかしなんといっても骨格標本と剥製がすごいです。

特に鳥の剥製と巨大生物の骨格標本が凄い。 鳥の剥製は 100 体を超える数が展示されていたと思います。 ペリカンとかフクロウとか、まじまじと見る機会がないような鳥をじっくり視られます。

巨大生物の骨格標本の面白いところは「すぐそこに立てる」ことです。 キリン(骨格)の足元に立つとかクジラの鼻先に立つとか、動物園でもやらないけど骨格標本の展示ならできます。 キリンの横に立つとスケールの違いに感動できるしミンククジラは鼻先に立つだけで圧倒される。 ミンククジラ(くじらの中では比較的小型の種)に圧倒されてからマッコウクジラ(比較的大型の種)の肋骨を見ると震える。 肋骨だけで 2, 3 メートルくらいある。

他にもいろんな骨格があって、 サルからオランウータンを経てヒトに進化する骨格の系譜も面白い。 あと絶滅した世界最重の鳥類とか足だけで160cmくらいあってでかい。鳥なのに。 展示は骨格とか標本とかだけじゃなくて、それが入ってる棚や机自体が帝大のものなので雰囲気もある。

いろんな方面から楽しめる展なのでぜひ行くべきだと思います。永遠に時間潰せる。

論より詭弁(読書メモ)

議論に論理的な正しさを追求するのをやめようという話でした。

  1. 村会議員がヨーロッパ視察に出かけた。
  2. 村会議員がヨーロッパ見物に出かけた。

視察と見物との意味の違いは微妙だが、 b の書き方の場合、仕事せずヨーロッパを楽しみに出かけた議員を批判する含みがある。 事実に対して中立的であることを意識した場合、書き手の意見を廃した a のほうが妥当にみえる。 だから a の書き方にするよう気をつけましょう、ではなく、そもそも中立的な書き方をする必要はないのだ。

K は大学教授だ

これだけを読むと中立的な文にみえる。 Kが大学教授であるという事実のみを表しており、意見は含まれていない。 しかし、これが発言された文脈を考えるとどうか。

K が信頼に足る人物か図りかねている人に対して「K は大学教授だ」と言う文脈だと、 「だから K を信頼するべきだ」という意図が現れる。 文それ自体が真実のみを表していても、それが発言されたという事実が意見を表明してしまう。 たいていの文はそれが言及されるに値するから存在するのであって、「言及されるに値する」ことは発言者の意見なのだ。 だから意見が全く含まれない発言はない。

というか、発言・執筆はというのは人の意見を表明する手段なのだから、中立的であることにこだわるのが間違っている。

レトリックは、正しいことの証明ではなく、可能な説得手段を見つけ出すことをその目的とする。

数学のように厳密に論理的な議論をするべきではない。 種々の技巧や言い換えを駆使して相手を説得するのが議論のあるべき姿だ。

デトロイト美術館展

デトロイト美術館展@大阪市立美術館に行った。 行列を覚悟してたがすんなり入れた。

印象深かったのはまずゴッホの自画像。 デトロイト展の目玉で阿倍野地下街のそこらじゅうに貼ってあるポスターもこれだけど、 ポスターのと実際とでは「睨んでる」感が全然違う。 目元に集中線がかかっているように見える。 解説によると目を描き直した跡があるらしく、 わざと片目をずらしているようだ。 とにかく睨まれている。 確固たる敵意を感じる。

画家の描く自画像、自分を描いて何になるのかと思っていたが、 他の画家の自画像にある解説も併せて考えるに、 作品の閲覧者、すなわち世間に対する思いが反映されているという解釈ができるらしい(自信ない)。 画家は自らの意思を描き世間に訴えていた。 ゴッホは世間を睨みつけていた。

次にルノワールの座る浴女。 これも写真で見るのと全然印象が違う。 特に左側の色彩が派手。 全体的に鮮やかでインパクトのある絵だった。

最後のセクションのシャイム・スーティン「赤いグラジオラス」。 最初のセクションでモネの「グラジオラス」がのどかな風景なのに対してこれは燃えるような、情熱なのかか執念なのか。

実際に絵画を見るのと印刷を見るのとでは全く違う。 美術を鑑賞できる教養が欲しい。

ペンブックス12 印象派。絵画を変えた革命家たち (Pen BOOKS)

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